サラリーマンが起業を考えてみることの意味


 「サラリーマンが起業を考えてみる」ことの意味について、「起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと」の著者である磯崎哲也氏(公認会計士・税理士・システム監査技術者)は、次のように語っています。


 企業、特に大企業に勤めれば、将来にわたって大きな安心感があるように思えますが、「一つの会社に勤める」ということは、「顧客が1社だけしかいない」状態と同じで、ある意味非常にリスクが高いことなのです。


 日本は戦後、社会全体が成長する高度成長時代を体験して、基本的にはすべての企業が成長しやすい環境にありました。

 こうした社会の中では、一つの会社に賭けるというのは、合理性のある行動だったかも知れません。

 ところが今や、終身雇用制度は崩壊し、企業に勤めて真面目に働いていても、その会社自体が自分が定年を迎える時期まで生き残っているかどうかが定かではありません。

 会社の寿命…これまでも言われてきたことではあります。しかし、東日本大震災を経験して、「人間が生きていくということはリスクがあるということなんだ」と当たり前のことに改めて気付かされた人が多いのではないかと思います。

 リスクのない状況などないということを理解した上で、新たなことに思い切ってチャレンジしていく働き方が、これからは求められていくのだと思います。


 起業にはそれなりのリスクがあるので、全員にお勧めするものではありません。
 しかし「起業」とは、「ヒト・モノ・カネといったすべての経営資源を自分で考えて統合し、世の中のニーズに合致させるプロセス」です。
 実際に起業する場合はもちろん、今の仕事を事業化して「もし起業したら、どうする?」と考えてみることは、サラリーマンとしての生き残り戦略にも生かせます。


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(日経BP社インタビューより)
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